食べてもらってなんぼの世界
私たち試食販売員はお客さんに食べてもらってなんぼの仕事です。
時折耳にするのが...
「試食ばかりで全然買ってもらえない」というもの。
確かに試食を食べて買わずに去って行く方は非常に多いし「何で?」となる事もしばしばです。
10分〜20分、おしゃべりして買うと思ったら、買わずに行かれたって事は当たり前の事なのです。
そこを忘れてしまうと、試食販売の仕事は苦痛ですし、試食数を増やす事につながりません。
しかし逆に試食をしないで購入する方も多いのが事実です。
「以前、味見して美味しかったから今日は買うわ」というのも珍しくありません。長い目で見る事も必要な仕事です・・・。
「前回、食べさせていただいたので今日は試食いいわ」って人もいます・・・
人間は、正直解りません、読めません・・・(笑)
それよりも、配る事が必要なのではないでしょうか?
ただ、黙々と頑張って試食してもうこと・・・これに尽きます。
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私の考えは、「試食を受け取ってもらえただけでラッキー」と思う事、試食を配っているのに誰一人受け取ってくれない苦しさは非常なストレスを感じます。
ですから意識を変えて「食べてもらえただけでもマシ」と思う事が必要で、結果として次の笑顔に繋がると考えるのです、前向きにって感じです
いらだった顔で次の人に試食を渡そうとしても顔に出ているもの、その日一日引きずるよりもとにかく食べてもらった幸運を喜ぶべきだと私は考えるのです。
若い頃は、私も苛立ちが消えずに何度もこの仕事を止めようと思いました、向いていない、イライラするって・・・。でも考えを変えてから随分と楽になりました。
私もそうなのですが、その時の献立で今日は必要ないという事もあるんですよね、後日思い出して購入する事もあるんです・・・。
私は、プライベートで同業の方から手渡される事がありますが受け取ってもらえない苦しみを知っているので極力受け取ります。
そして当日の献立にマッチした際には購入しますし、美味しければ買ってあげるように心がけています。
しかし中には「こんな方から購入したくない」という方もいらっしゃいます。
無愛想でやる気のなさそうな方からは購入しません、やはり常日頃の心がけが試食から購入へ結びつける事になるのだと実感します。
反面教師ですよね・・・(笑)
やはり無愛想で笑顔が無い方からは、購入したくありませんし、実際にそういった方をたくさん見てきました。
ですから購入してもらえないと嘆くよりも自分の笑顔なり態度などを見直す事が重要ではなでしょうか。
試食を取ってもらえたら...
ラッキーって思う事が大切です。
次に必ず繋がりますから!
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